「インスタ単体で集客できる?」SNS運用会社の代表が明かす売上に繋がるファネル戦略|SNS運用代行

#マーケティング

SNS運用代行の会社で働いていると、必ず耳にする質問があります。
「インスタって、ほんとに集客できるんですか?」
今回、この問いに答えてくれたのは、株式会社アドライブエージェント代表取締役の佐藤新九郎さん。
SNSを事業として日々クライアントの課題に向き合う新九郎さんは、この質問にどう答えるのでしょうか。
「集客はできます。ただし…」

結論から言うと、集客はできます。
ただ、この質問をする多くの人が想定しているのは「Instagramだけで完結する集客」なんですよね。
これに関しては僕の考えとは少し違っていて。
確かにInstagramやTikTokのショップ機能に繋げたり、飲食店がDMで予約を獲得したりする例もあります。
けれど、僕はこれを「必然的に売れる方法」とは思っていません。
むしろ、マーケティングの視点で考えると、もう少し構造的に整理したほうが効果が出やすいんです。
集客には「流れ」がある
SNSに限らずとも、集客や購入に至るプロセスは段階を踏んで進むんです。
いきなり「お店に行こう!」「買おう!」となるのではなく、まずは存在を知って(認知)、ちょっと良いかもと思って(興味・関心)、比較検討してから購入や来店につながる。
マーケティングの世界ではこの流れを「ファネル」で表現するのですが、僕はこれがとても分かりやすいと思っています。

このファネルの中でもInstagramが圧倒的に得意なのは、「認知」と「興味・関心」。
なぜならSNSにはアルゴリズムがあって、ユーザーの興味関心を行動データから読み取り、投稿を届けてくれる仕組みがある。
だからこそ、自分の商品やサービスを気に入ってくれそうなターゲットに情報を届けやすいんです。
さらに、Instagramはファン化に強い。
企業やブランドのストーリーを日常的に届けることで、親近感や信頼感を育てやすい。
「興味・関心」のフェーズにおいて、より多くより濃いファンを作ることは欠かせません。
集客におけるSNSの弱みとは?
ただし、SNSの力が及ばない領域もあります。
比較検討の段階に入った人は「買う直前」「来店直前」だからこそ、SNSだけでは情報が足りないんです。
もっと詳細で信頼できる情報を求める。
そこで必要になるのが、noteやブログ記事のような長文媒体。
数千字の文章なら深く語れるし、YouTubeなどの長尺動画であれば、短いリールで伝えきれない熱量も届けられる。
僕は「SNSで興味を持ってくれた人を情報量の多い媒体に流していく」ことが、購買や来店につなげるための自然な流れだと思っています。
新九郎さんは、各フェーズにおけるInstagramの情報満足度をこう数値化してくれました。
「認知」フェーズの人:100%
「興味・関心」フェーズの人:80%程度
「比較・検討」フェーズの人:40〜50%程度
SNSは「全部を担う」ものではない

僕たちはクライアントの集客や売上アップに全力を尽くします。
でも同時に「SNSにすべてを任せきりにしないこと」もお伝えしています。
SNSの最大の価値は、認知を広げてファン化を促すこと。
その役割を理解し、他のツールと組み合わせることで、初めて「売上につながるSNS運用」になるんです。
だから僕はSNSを「全部を担うもの」とは考えません。
むしろ「欠かせない一片」として位置づけ、クライアントと一緒に最適なファネルを描いていくこと。
それが僕たちの仕事だと思っています。
おわりに:SNSは“他媒体と組み合わせると強い”
SNSの運用に携わる人なら誰もが直面する「本当に集客できるのか?」という問い。
佐藤新九郎さんの答えは、SNSを「万能の道具」と捉えるのではなく、ファネルの中の役割を正しく理解することの重要性でした。
「Instagramで全部まかなう」ではなく、認知とファン化を深める入り口としてSNSを活用する。
そして別の媒体と組み合わせることで成果を最大化する――。
その視点こそ、SNS時代の集客を成功させる鍵なのかもしれません。









